2021/12/10 07:11
実家の鶏は、前は6羽いたけど次々に寿命を迎え残り1羽だけになった。
私は、鶏とはいつも下を向いて餌探しながら歩いているものだと思い込んでいたので
うちの雄鶏(コタロー)が、本当はいつも寂しくて俯いてた事に長く気づかなかった。

最後の1羽になって1年位経った頃、コタローの首辺りに白髪が混じってきていたので、
「この子ももうすぐ寿命なのかもね…」と切なく思っていた。
ある日台風が直撃してご近所さんとこの鶏小屋が壊れてうちに雌鶏が1羽迷って入ってきた。
「あー、ご近所さんトコのピーちゃんらしいねえ?せっかくだから返す前にコタローに会わせる?」
と言う事で、コタローに会わせると…。
コタロー、しゃっきり!!胸張って顔上げていきなり凛々しくなった!!
余りに嬉しそうなのでご近所さんに1週間ピーちゃん貸して?と頼み、コタローを見ていると、
俯いて歩く事なく、前を向いて嬉しそうに常にピーちゃんに会いに行く。
一番驚いたのがコタローの白髪が3日もすると明らかに減り、返す日にはすっかり消えていた事。
で、余りの変化に家族でちょっと会議する。
私「そんな馬鹿な、あの白髪どこ行ったん?」
父「抜けたんか?生え変わったんか?たった数日で?」
母「タロちゃん、ずっと1人で寂しかったんだわね。知らんかったわねえ…」
兄「で、ピーちゃん今日帰るんだけどタロどうすんの?」
母「可哀想だわ、ちょっともう独りには戻せないよね。」
父「ちょっとご近所さんトコにピーちゃん貰えんか相談行ってくる。」

相談の結果、コタローが婿に行きました。
http://ouchinews.doorblog.jp/archives/58765817.html

関連記事

プロフィール

エリアンダー

Author:エリアンダー
世界のジョークとちょっといい話

Oh Lord, give me patience, and GIVE IT TO ME NOW!

「神よ私に忍耐力をお与えください。今すぐ欲しいのです!」

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも一覧

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる