2009/10/24 07:03
「マーフィーの法則」

小説家の向田邦子には面白い「マーフィーの法則」があった。
「客が帰ったと思い、客の持参した菓子をバリバリあけて
頬張ったときに限って客が忘れ物をとりにくる」というものだった。

「マーフィーの法則」の生みの親、ジョン・ポール・スタップは
10年ほど前に亡くなった。
助手のミスで人間の耐久力の限界を試す実験が失敗に終わり、
自身も負傷したエピソードが有名で、そのときの助手の言葉
がこれ。
「何かをする方法が二つ以上あり、そのいずれかが大失敗に
おわるものだとすると、人はそれを選んでしまう」
助手の名前はエドワード・マーフィー。
「マーフィーの法則」はこの言葉からはじまった。

私の一番好きなマーフィーの法則は、

「婚約したその日に、一番好きだった別の女性からおつき合いしたい、と電話がある」

「トーストの、たっぷりバターを塗ってある面が下になって落ちる確率は敷いてある絨毯の
値段に比例する」

そのほかの「マーフィーの法則」(自作、友人作)

「冷蔵庫が満杯の時に限って大きいスイカを貰う」
「犬の散歩中、犬を連れた美人と、話をしようとすると必ずウチの犬が
ウンチをたれる」
「私、女子高生。朝帰りのときに限って、朝の散歩中の父親に出会ったりする」
「試食コーナーで食べているときに限ってお隣の奥さんに会う」
「子供たちとスシをとって食べているときに限って、亭主が早く帰ってくる」
「裸にエプロンでお出迎えしたときに限ってダンナが上司を連れて帰って来る」
「電車のなかで隣の人が置いていった英字新聞を手にとると、必ず外人が
前に立って話しかけてくる」
「乗っている飛行機が遅れている時は、乗り継ぎの飛行機は時間どおりに出る」

「パパのマーフィーの法則」
息子「探しても出てこなかった本が、新しく買ったとたんに部屋のすみから出て
きたんだよ、もう!」
母親「そういうのをマーフィーの法則っていうのよ。ママも値段の高い食器に限って
落として割るの」
息子「そういえば『トーストのバターを塗った面が下を向いて落ちる確率はカーペットの
値段に比例する』っていうのを読んだことあるよ」
母親「じつはね、パパもね、ママと結婚するときマーフィーの法則だったのよ」
息子「えっ、どういうこと?」
母親「パパがね、婚約を終えた日に、きれいでほんとは一番好きだった女性から
電話があったの。ずっと待ってたのに電話がなくて婚約したとたんに電話があったのよ、
これってマーフィーの法則よね」
息子「ふ~ん、パパってけっこうかわいそうだったんだね。ボク、そのきれいな女性を一目
見てみたかったな」
母親「見たらいいじゃないの、目の前にいるわよ」

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