2021/05/26 07:12
私の読書の楽しみ方は以前と変わって、ただ読むのではなく
Googleで難解な言葉の意味や、人物や地名を検索しながら読み進みます。
二次元的読書からもっと立体的な三次元的にその小説を楽しむのです。
いま江國香織の「彼女たちの場合は」を読んでいます。
17歳と14歳の従姉妹の2人が、「家出ではありません」と手紙を書き残して、
アメリカを旅する物語。
旅行記のような細やかな描写でアメリカのそれぞれの街の空気や
匂いが感じられ、あたかも一緒に旅行をしている気分で読めます。
私は旅の端緒からGoogle earthをお供に彼女たちの後をついて行きました。
「ホテルの前はボストンコモン公園で緑色の池の前にはカエルの銅像があり、
池には遊んでいる子供がいる。ベンチがあってイヌを連れた人も行き交う」
「ゲートウェイ・アーチ 川の向こうはイリノイ州だ。ここセントルイスから西部が
始まるという、これは宣言のアーチなのだった」
Google earthのストリートビューで見てみると、まさに記述の通りの
光景がみられ、あまりの迫真さにドキドキします。
小説で二人は美しい風景のなか、人々との出会いと別れ、さまざまな体験をし
大きく成長して帰ってきます。






関連記事

プロフィール

エリアンダー

Author:エリアンダー
世界のジョークとちょっといい話

Oh Lord, give me patience, and GIVE IT TO ME NOW!

「神よ私に忍耐力をお与えください。今すぐ欲しいのです!」

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも一覧

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる