2021/02/26 07:11
小津安二郎は、独自のスタイルを守り、「晩春」「東京物語」「秋刀魚の味」などで
世界的な映画監督となりました。小津の作風は、日本の些細な家庭のできごとを
描いたにもかかわらず、普遍的なこととして世界に受け入れられ理解されたのす。
世界の映画関係者の選ぶ映画ベストテンでは「東京物語」が常に入っています。
ヴィム・ヴェンダーズ監督は次のように語っています。
「私が小津さんの作品を知ったのは、最近のことです。よく覚えていますが、72年の
ニューヨークでした。偶然『東京物語』上映中の映画館に行き当たりました。
雷にうたれた感じで、最初から最後まで、泣き通しでした。実は、私はそれまでに
ほとんど泣いたことがなく、まして映画を見て泣くなどあり得ないと思っていたのです」

小津は彼らしい言葉で信条を述べています。
「ぼくの生活条件として、なんでもないことは流行に従う。重大なことは道徳に従う。芸術のことは自分に従う」

「東京物語」

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