2009/08/22 07:01
あるカップルが休暇でメキシコに行き、田舎の有名なあるレストランに入った。

ふたりはメニューの中で何がうまいかとウェイターに尋ねた。

ウェイターは毎日曜日には、すばらしい特別メニューがあると教え、

ふたりはそれを注文した。

やがて華やかなファンファーレとともに、ウェイターは、大きな銀の大皿に盛られ、

肉汁を滴らせた二つの大きな丸い肉の固まりを持って来た。

二つともいい匂いがし、美味だった。カップルはたいそう満足し、ウェイターに何の肉かと尋ねた。

「毎土曜日の晩には闘牛があって、あの料理は闘牛で負けた牛の睾丸なんです、

美味しかったでしょう?」

ふたりは少々驚いたけれど、美味で満足だった。

6ヶ月後、ふたりはまたメキシコに行き、前と同じレストランに入ることに決めた。

ふたりは、うきうきして前と同じ料理を注文した。また、ファンファーレが鳴り、

ウェイターが銀の大皿をもって来て、テーブルの上に置いた。

ところが今回のは小さな肉の固まりで、貧弱で前の半分もなかった。

男は尋ねた。

「前に食べたときは肉がとても大きかったのに、これはどうしてこんなに小さいの?」

ウェイターはにっこりして答えた。

「そうですね。牛が勝つこともありますから!」

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「神よ私に忍耐力をお与えください。今すぐ欲しいのです!」

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