2019/02/27 07:11
90歳のローズとバーブはずっと仲の良い友人だった。
ローズが死の床に就いたとき、バーブは毎日のようにローズに付き添った。
バーブはいつも言っていた、
「私たち、高校時代からずっとソフトバールをやってたわね。
天国にもソフトボールってあるのかしら」
しばらくしてローズは亡くなった。
数日後の真夜中に白い光に眠りから起こされた。
白いもやの中に人影が浮かび、「バーブ、バーブ」と呼びかけた。
「誰?」 バーブは起き上がった。
「バーブ、私よ、ローズよ」
「ロ-ズのはずないわ。ローズは亡くなったの」
「私、ローズだってば」
「ローズなの! 会いたかったわ。今どこにいるの?」
「天国よ。いいニュースと悪いニュースがあるの」
「いいニュースから聞かせて」
「天国にもソフトボールがあるの。亡くなった仲間たちと
毎日のようにソフトボールをやって飽きないの」
「ほんと? 素晴らしいわ!夢のよう。 で、悪いニュースってなに?」

「火曜日にあなたが登板することになってるの」

関連記事

プロフィール

エリアンダー

Author:エリアンダー
世界のジョークとちょっといい話

Oh Lord, give me patience, and GIVE IT TO ME NOW!

「神よ私に忍耐力をお与えください。今すぐ欲しいのです!」

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも一覧


「バーソは自由に」

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる