2018/09/27 07:11
ある男がモンタナをドライブしていて、うらぶれた1軒の家の前の張り紙をみた。
「しゃべる犬売ります」
男は玄関のベルを鳴らすと飼い主が現れ、犬は裏庭にいる、と言った。
裏庭にいくと、すばらしいラブラドール・リトリーバーが座っていた。
「ほんとに話せるの?」男が訊いた。
「話せるとも」と犬。男はひどく驚いたが「何か話してみてよ」と犬に話しかけた。
犬は話し始めた。
「ボクが話せることに気づいたのは子犬の時からなんだ。青年になったとき、
国のための仕事をしたいと思ってCIAに入ったんだ。
国から国へとかけめぐってエライ人たちの話を盗み聞きしたもんさ。
誰もボクをスパイなどとは思わないからね。
そこで8年の間もっともすぐれたスパイになった。
そのうちそういう仕事にも飽いて年も取ってきたので少しは楽な空港で
働くことにした。そこで怪しい者をかぎ分け、麻薬所持や危険物取り締まりの
仕事をして、何度も表彰されたもんだよ。
結婚して子供ももうけ、今度こそ引退することにしたんだ」
男は驚愕して、飼い主のもとに戻り犬をいくらで売るか、と訊いた。
「10ドルでいいよ」
「10ドル? あんなすごい犬がなんでたったの10ドルなの?」

「ヤツは嘘つきなんですよ。CIAだの空港だの。全部作り話なんですから」

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