2009/06/23 07:55
フランスで、ある若い牧師助手は、牧師館に住んではいなかった。
牧師館は牧師と家政婦のために確保されていた。ある日、牧師は
牧師助手をディナーに招いた。
食事のサービスのあいだに、牧師助手は、家政婦がかっこよく美人なので
二人の仲を勘ぐったりした。
食事が終わって中年の牧師は、家政婦はいろいろよくやってくれる、と牧師助手に言った。
1週間後に家政婦が牧師のところに来て言った。
「あの牧師助手がディナーに来てから、美しい銀製のスプーンが見つからないんです。
彼がもっていったのかしら?」
「そんなことはないと思うけど、彼に手紙を書いてみよう」
彼は座り手紙を書き始めた。
「君がスプーンをもっていったかどうかは分からない。ただ、君がここにディナーにきてから
スプーンが見つからないんだよ」
若き牧師助手は手紙を受け取り、次のような返事を書いた。
「私は、あなたが家政婦と寝ているかどうかは分からない。ただ、あなたが自分のベッドで
寝さえすれば銀のスプーンを見つけられます」

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8 Comments

  • えめる 

  • うっわ~、と言ってしまいました。なるほどね~。
    フランスってこういうのがお得意ですよね。
  • 2009/06/23 18:38 | URL   [ 編集 ]
  • elleander 

  • > うっわ~、と言ってしまいました。なるほどね~。
    > フランスってこういうのがお得意ですよね。

    フランス・ジョークはやや艶笑的なものが多いです。
    このジョークには別バージョンがあって、一人暮らしの
    息子のところにやってきた母親が息子のベッドにリモコンを
    隠すのです。
  • 2009/06/23 19:42 | URL 
  • 空飛ぶミケ猫 

  • すごいですねぇ。
    この牧師助手、何だか刑事になれそうですね。
    素晴らしい発想。
    ぐうの音も出ない牧師、
    やっぱりそうだったんですね。

    ところで昨日のコメント、ありがとうございました。
    そこでお願いがあります。
    私一人が読むにはもったいない貴重なコメントですので、今日そのことをブログで紹介しました。
    そしてelleanderさんのブログも……

    読んでいただいて何か至らぬ点がございましたら、
    お知らせいただければすぐに対処します。
    できればそのまま掲載を許可いただければうれしいです。

    そして、今後もどうぞよろしくお願いします。
  • 2009/06/23 20:40 | URL 
  • elleander 

  • いつも書き散らしただけの文をとりあげてくださり
    ありがとうございます。

    私のブログの言及までしてくださり、感謝しています。
  • 2009/06/23 22:27 | URL 
  • ムーミンパマ 

  • こんばんは!はじめまして

    面白い話ですね~。なるほどですね。
    金田一くんみたいな助手が、このあと職を失くさないといいんですが・・・
  • 2009/06/23 23:53 | URL 
  • elleander 

  • ありがとうございます。

    この助手、おせっかい過ぎて笑わせられます。
  • 2009/06/24 07:09 | URL 
  • ペカリ 

  • うーん、すごいです。助手に拍手!
  • 2009/06/24 22:15 | URL 
  • elleander 

  • > うーん、すごいです。助手に拍手!

    考えオチの傑作ですね。
    読み終えてちょっとしてから可笑しさがわかるんですね。


  • 2009/06/24 22:26 | URL 

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