2016/12/28 07:11
少年は遠くの大学に行ったが、学期の1/3のところで、愚かにも、両親が彼に与えたお金の
すべてを浪費してしまった。
彼は考えて、父親に電話した。
「パパ、現代の教育はすごいんだよ。たとえば、ここの大学にはウチのワンちゃんのピートが
喋れるようになるコースがあるんだよ」
「ほんとか! それはすごい!どうやったらピートをそのコースに参加させられる?」
「1000ドルとピートをこちらに送ってよ。そしたらそのコースに入れるから」
父親は犬と1000ドルを直ちに送った。
ところが学期の2/3のところで、またお金が尽きて、少年はまた父親に電話をした。
「ところでピートの調子はどうだい?」父親は尋ねた。
「すばらしいよ。喋りまくっているよ。ただ読めないんだ」
「どうすれば読めるようになる?」
「たった2500ドルあれば『読めるコース』に入れられるよ」
父親は2500ドルを直ちに送った。
学期が終わって息子には難題が待ち受けていた。
犬は喋りも読むこともできなかったから。
少年はふと考えて犬を友人に譲り渡してしまった。
学期が終わって少年は帰宅した。父親は興奮して言った。
「ピートは? 喋ったり、読んだりするのを早く見たいよ」
「パパ」と息子は言った。「悪いニュースがあるんだ。きのうの朝ピートはいつものように
居間で新聞を読んでた。それからボクの方を見て、尋ねたんだ。パパは相変わらず
オーク街のあの赤毛と浮気してるのかい、って」
「そんなこと言ったのか。ママにその話をしないよう、ピートをどっかへやってくれ!」
「パパ、そうしたよ!」
「それでこそわが息子だ!」

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