2015/02/10 07:11
歯科の待合室で待っていると、医師の名前を書いた医師免許が目につきました。
突然、私は40年も前の学校のクラスに同じ名前の、背の高いハンサムで黒い髪を
もった少年を思い出しました。
ここの医師は、私がかってひそかに心を寄せていたあの男の子なんだろうか?
診察室に入ってみると、私はそんな考えをすぐ捨て去りました。
だって、深い皺があるし、はげて、白髪だし、どうみてもクラスメイトに見えないの。
う~ん。でもひょっとして・・。
診察中に私は思い切ってモーガンパーク高校に通っていたか、と医者に尋ねました。
彼は「ええ、通っていました」と誇らしげに言いました。
「何年卒なんですか?」と私。
「1969年です、なぜですか」
「あなたは私のクラスだったんですよ」と私は叫びました。
彼はじっと私を見つめました。
それから、その年取ったしわくちゃのおじいさんは失礼にも私に訊いたのよ。

「何を教えてらしたんですか?」

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