2014/10/11 07:11
映画監督のフランク・キャプラは、アカデミー賞を是が非でもとりたかった。
アカデミー賞の獲得をめざして、「一日だけの淑女」を監督し、ヒット作となった。
結果、1934年のアカデミー賞ではじめて監督賞など4部門にノミネートされた。
今年こそ念願の賞をとれると意気込んで受賞スピーチまで用意して、
会場のアンバサダー・ホテルに臨んだ。
司会のコメディアン、ウィル・ロジャースは監督賞を記した封筒をあけて、告げた。
「親友のフランク!苦難を乗り越えてきた男。さあフランク、賞をどうぞ!」
キャプラは貧しい境遇からはいあがってきただけに、その言葉に舞い上がってしまい、
周囲の人たちと抱き合って、テーブルを縫うようにして、壇上に向かった。
ところが、スポットライトが自分に当らない。キャプラは「ここだ!ここだ!」と自分を指差した。
気がつくとスポットライトはもう一人のフランク、フランク・ロイド監督を照らしていた。
フランクがふたりいた悲劇だった。後年の回想記によると、
「自分の席まで帰るみちの遠かったこと。席に戻ったら、テーブルの全員が泣いていたよ」

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