2014/03/21 07:11
手紙が大きな役割を果たす小説は数多いですが、そんな中で
「チャリング・クロス街84番地」はまさに手紙だけで構成された
愛すべき宝物のような小説です。ニューヨークに住む女性作家が
英国古典文学を求めてロンドンのチャリングクロス街84番地の
古書店に照会の手紙を出し、それをきっかけに古書店員との
手紙による20年の交流が始まります。女性作家の洗練され、
ユーモアとウィットに富み、時には辛辣な文章は、とても魅力的で
生き生きしています。最初は堅い姿勢を崩さなかった店員も次第に
ほぐれ、互いの近況を報告し合い、贈り物を交換をするようになります。
この静かな小説がこんなにも胸を打つのはなぜか考えさせられます。
この女性作家は古書の中に書き込みがあっても意に介さずむしろ
好んでいました。本の持ち主の人となりが垣間見えていろいろ想像を
たくましくするのも楽しみの一つだったのです。

きょうamazonから古書が届きました。「中古品・非常に良い」の評価
だったのに中身は傍線だらけでした。でもヘレーン・ハンフのことを
思い出して、
「うん、最初から傍線がある方が読むのが楽だな。この字体は女性かな。
若い人か年配か」と想像をめぐらすのもいいものでしたよ。
amazonで今、「チャリング・クロス街84番地」が23円で売られている!
宝物がたったの23円ですよ。運が良ければ中に書き込みもあるかも。(笑)

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