2014/02/20 07:11
後に国務長官もつとめたクリスチャン・ハーターがマサチューセッツ州の
知事だったときの話。
二期目の知事選に向けて選挙戦を忙しく走り回っていたそんなある日、
ちょうど教会でバーベキューをやっているところに出くわした。
朝から何も食べてないハーターは死ぬほど空腹で、バーベキューの列に並び、
チキンをよそってくれる女性に皿を差し出した。
女性は皿に一切れのチキンをよそって、次の人の方に向いた。
「すみませんが、もう一切れのチキンをくれない?」
「ごめんなさい。ひとり、一切れづつということになってるの」
「ボクとても腹がへってるもんで」
「でもおひとり一切れづつなんですの」
ハーター知事は普段は権威を笠にきない、温厚な人だが、今回はちょっと
地位を利用してやろうと決めた。
「キミはボクが誰だか知ってるかい? ボクはこの州の知事なんだよ」
女性は答えた。

「あなたは私が誰だか知ってます? 私はここのチキンの責任者よ。さあ、行って」

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