2020/01/14 07:11
ある郵便局員はあて先不明の手紙を処理するのが仕事だった。
ある日、アドレスなしで宛先が神になっている手紙があり、局員は開封して読んだ。

「神様、
私は83歳でわずかな年金で暮らしています。昨日100ドル入りの財布を盗まれて
しまいました。来月の年金が入るまでの私の全財産でした。次の土曜はクリスマスです。
二人の友人を招いているのですが、ご馳走を買うお金がありません。私は家族もなく、
あなたに頼るしかありません。どうか助けてください。 エドナ」

郵便局員は心を打たれて、仕事仲間全員にこの手紙を見せた。仲間たちも感動し、
すこしづつお金を出し合って、合計96ドルになった。局員はそれを封筒に入れ、
その女性に送った。その日ずっと局員たちは暖かい気持ちになり、エドナは友人たちに
ご馳走をふるまえるだろうと思った。
クリスマスが過ぎて数日後にまた老婦人から神あての手紙が届いた。

「神様、
あなたからの贈り物、どれほど感謝したことでしょう。おかげで友人たちにも豪華な
ディナーを用意できました。楽しい一日を過ごし、友人たちにもこの贈り物について
話しました。ところで4ドルほど足りなかったのはロクでもない郵便局員がくすねたのだと
思います。 エドナ」

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Author:エリアンダー
世界のジョークとちょっといい話

Oh Lord, give me patience, and GIVE IT TO ME NOW!

「神よ私に忍耐力をお与えください。今すぐ欲しいのです!」

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