2012/04/29 07:11
年配のイタリア系ユダヤ人が永年の罪の意識を払拭するためにラビを訪れた。
「ラビ、第二次大戦にドイツがイタリーに攻め込んできたとき、私はカトリック
教徒を装い名前もレヴィーからマルコに変え、今日まで生き延びることができました」
「そんなことは罪でもなんでもない。それよりも、あなたがユダヤ人であることを
忘れなかったことは立派だ」
「ラビ、その戦争中のある日、美しいユダヤ人少女がドイツ人に追われて、
私にかくまって欲しいとやってきたのです。私は少女を屋根裏に隠し通しました」
「よいことをしたものだ!何も罪悪感にとらわれることはない」
「よくはないんです。彼女はお金がないので部屋代を体で返したい、といって実際に
そうしたのです」
「二人とも危険な状況にあったのじゃ、それも許される。もう罪の意識は捨てなさい」
「ありがとう、ラビ。永年の罪の意識が軽くなりました。でも、もうひとつ質問が・・」
「何じゃ」

「彼女に戦争が終わったことを告げるべきでしょうか?」

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「神よ私に忍耐力をお与えください。今すぐ欲しいのです!」

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