2011/10/17 07:11
あるとき、美しい娘を嫁がせようとする王がいた。
その王女と結婚したいという3人の候補者を前にして王は条件を出した。
世界を巡り、娘にもっともたくさんのピン・ポン(ping pong)のボール
を持ってきた者に、わが娘を与えるというものだった。

1年が過ぎ、最初の男がピン・ポンの入ったバッグが1マイルも続く
キャラバンで帰ってきた。
王は男に「おお沢山のボール! すばらしい」と誉めた。

2年後に2番目の男が3マイルのキャラバンにピン・ポンのボールを
積んで帰ってきた。
王は男に言った。「今のところ、お前が婿にもっともふさわしい」

王は3番目の男の帰りを首を長くして待った。
そして5年後やっと3番目の男が帰ってきた。
男は体じゅう傷だらけで、左肩は脱臼し、顔と胸はメチャクチャにつぶされ、
右足は膝から下が無かった。
男はたった2つのボーリング・バッグをもって、よろめきながら王の前に立った。
王は尋ねた。「このバッグの中にピン・ポンのボールが?」
かわいそうなこの男は信じられないといった顔で答えた。

「えっ、ピン・ポンですって? キング・コング(king kong)じゃなかったんですか」

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