2011/08/29 07:11
エミリー・ブロンテは忠実なブルドッグのキーパーをとても可愛がった。
1884年12月にエミリーは「嵐が丘」の不評に打ちのめされ、風邪をこじらせた
結核で亡くなった。
エミリーの葬式ではキーパーが先頭で、その後を家族(父、シャーロット、アン)が従った。
キーパーは威厳をもって歩き会葬者たちを驚かせた。
教会では木製のイスにひとり坐り牧師の説教の間みじろぎもしなかった。
会葬者たちが家(牧師館)にもどりお茶を飲んでいると、2階から悲痛な
泣き声が聞こえてきた。
牧師のニコルズが飛び上がって2階に駆け上がった。キーパーだった。
キーパーはエミリーの部屋の前に横たわり、数分毎に悲痛な唸り声をだしていたのだった。
それは数週間も続いたという。


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