2010/12/11 07:11
物不足で非能率の極みだったころのソ連での話、

あるロシア人は新しい車を買うために20年間も貯金をした。
ショー・ルームで、欲しい車のモデルやオプションを指定したあとで、
彼はセールスマンに質問した。
「いつごろ納車できますか?」
「ええと、2年くらい先です」
納車まで2年くらいかかるのはソ連では普通のことだった。
彼はセールスマンに質問した。
「2年目の第何週に来るんですか?」
セールスマンはノートの予約簿を見ながら言った。
「ちょうど今から2年後ですが」
男は帰りかけてドアのところで振りかえり言った。
「新車は何曜日に来ますか?」
セールスマンはいらつきながら答えた。
「2年後の木曜日です」
男はまた帰りかけてドアのところで止まり質問した。
「何度も申し訳ないんですが、午前ですか午後ですか?」
セールスマンはノートを見て、ぶっきらぼうに言った。
「2年後の木曜日の午前中です」
それを聞いた男は安心したように言った。

「よかった!午後にはトイレの修理屋が来ることになってるんです」


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