2010/12/02 07:11
老人が、子や孫やひ孫たちに囲まれ、死の床に横たわっている。
老人の長く実りの多かった人生の最後に全員、目に涙をためている。
老人は昏睡状態であり、医者は24時間以上はもたないと確信した。
ところが突然に老人は目をあけ、かすかな声で言った。
「天国の夢をみていたに違いない。ばあさんのシュトルーデル(デザート菓子)の
匂いがしたよ」
「おじいちゃん、夢なんかじゃないよ。おばあちゃんがいまシュトルーデルを
焼いてるんだよ」
「おばあちゃんの、あのうまいシュトルーデルを食べちゃうと他のは
まずくて食えんよ。頼むから台所へ行って一切れもらって来てくれないか?」
老人は最後の力を振り絞って頼んだ。孫のひとりが老人の願いをききいれて
台所に飛んでいった。かなりの時間がたって、孫は手ぶらで戻って来た。
「もらって来てくれたかい?」老人は弱々しく質問した。

「ごめんね、おじいちゃん。でも、おばあちゃんは、これは葬式のとき
のよって言うんだ」


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