2010/08/31 07:11
みすぼらしい男がバーに行き、飲み物を注文した。バーテンは言った。
「飲み代を払えるのかい?」男は言った。「うんにゃ。金はない。でも、
いままで見たことのないものを見せたら、なんか飲ませてくれるかい?」
バーテンは答えた。「うん、いいよ。変のじゃなきゃ」「よし!」と男は
言い、ポケットに手を入れハムスターを出した。彼が、したに下ろすと、
ハムスターは部屋のすみに走り、ピアノの上に飛び上がり、ガーシュウィン
の歌を演奏しはじめた。ハムスターはほんとに素晴らしかった。バーテンは
言った。「あんたの言った通り、こんなの前に見たことないよ。
ハムスターはピアノがうまいね」男は酒を飲み干しバーテンにもう1杯を頼んだ。
「他に見せてくれるものは?」とバーテンが言った。男はコートに手を入れ、
カエルを出した。彼はカエルをテーブルの上におくと、カエルは歌い出した。
カエルはすばらしい声と調子をもった、優れた歌い手だった。
反対側にいたひとりの男がカエルを売ってくれと300ドルを男に差し出した。
男は「いいよ」と言い、300ドルをとり、カエルを渡した。カエルを買った男は
喜んでバーを出ていった。
バーテンは男に言った。「あんた、頭がおかしいんじゃないの? 歌うカエルを
たった300ドルで売っちゃうなんて。100万ドルでだって売れたのに」

「そうでもないんだ。あのハムスターは腹話術もできるんだ」


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