2010/06/30 07:11
やや年老いた女性がある日、金の入ったバッグをもってカナダ銀行にはいっていった。
彼女は大金だから預金口座を開くには頭取と話すのだといいはった。頭取の部屋に通され、
頭取は彼女にいくら預けたいのかとたずねた。彼女は16万5千ドルあるといって机の上で
バッグから取り出した。頭取は驚き、こんな大金をどうやってつくったのかときいた。
老婦人は「賭けでかせぐの」と言った。 頭取は答えた。「どんな賭けです?」
「たとえば、あなたのボールが四角であるというのに2万5千ドル賭けてもいいわよ」
「えっ! 全然勝ち目のない賭けじゃないですか」と頭取は言った。
老婦人は言った。「じゃあ、賭けますか?」「もちろん」と頭取は言った。
「私のボールが四角でないほうに2万5千ドル賭けます」
老婦人は「OKよ、でも賭け金が大きいから明日朝10時に、証人として弁護士をつれて
きていい?」とたずねた。「もちろん、いいですよ」と頭取は答えた。
その夜、頭取はその賭けにひどく神経質になって鏡の前で何度も何度も確かめ、彼のボールは
まったく四角くなく賭けに勝てると確信した。
翌朝10時に老婦人は弁護士を伴って頭取の部屋に現れた。彼女は頭取に弁護士を紹介し、
頭取のボールは四角であるかどうかについての賭けを再確認した。頭取はもう一度その賭けに
同意し、老婦人は彼にズボンを下げて見せるように言った。頭取は言う通りにした。老婦人は
彼のボールをまぢかに見、そしてボールに触っていいかときいた。
「まあいいでしょう。2万5千ドルは大金だからきちんと調べたいでしょうからね」
そのとき頭取は、弁護士が静かに頭を壁に打ちつけているのを見て老婦人にたずねた。
「彼はどしちゃったのですか?」
彼女は答えた。

「実は、彼と賭けをしたんです。今日の朝10時までにカナダ銀行の頭取のボールを手に
つかめたら10万ドルという賭けをしたんですの」

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