2009/12/19 07:11
「二日酔い」

ビルは家でひどい二日酔いで目覚めた。
昨晩は会社のクリスマス・パーティのドンチャン騒ぎをやり、その後友人と飲みすぎた
ようで、記憶もぼんやりとしている。目をやっとあけると、サイドテーブルに水と
アスピリンがおいてあった。
ベッドの横には彼の服がきちんとアイロンがけされていた。部屋を見回すとチリひとつなく、
きれいだった。彼はアスピリンを飲んで、テーブルの上のメモに気がついた。
「あなた、朝食はストーブの上よ。ちょっと買い物に出かけてくるわ。愛してるわ」
彼が台所にいくと、ほかほかの朝食と新聞がおいてあった。息子がテーブルで
食べていたので尋ねてみた。「昨晩、何があった?」
息子は答えた。「ママは遅くまでパパの帰りを待っていたんだ。パパは午前3時ごろ
帰ってきた。へべれけに酔っ払ってて、家具におしっこをして、廊下でもどしてたよ」
ビルは不思議に思って尋ねた。「そうか、ママを怒らせることばかりしたんだ。でもなぜ、
すべてがきちんときれいになっていて、パパにはちゃんと朝食があって、『愛してる』
なんてメモがあるんだろう?」
息子は答えた。
「ママが怒ってパパを寝室にひきずっていき、ズボンを脱がせようとしたときパパは
言ったんだ。『おいネエちゃん! ボクに構わないで。ボク結婚してるんだ』って」

関連記事

プロフィール

エリアンダー

Author:エリアンダー
世界のジョークとちょっといい話

Oh Lord, give me patience, and GIVE IT TO ME NOW!

「神よ私に忍耐力をお与えください。今すぐ欲しいのです!」

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも一覧

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる