2009/12/11 07:11
まだメールなどない頃の第1次南極越冬隊昭和基地でのエピソードです。

昭和47年元日、隊員に家族からの電報が届けられ、和気藹々、喜びのなか、
ひとりひとりが自分に宛てられた電報を読んで披露し合いました。
ある隊員の番になり、新婚の奥さんからの電報を読み始めました。
ところが隊員は声にならず嗚咽がもれてきました。
周囲では訃報でもあったのかとざわめきました。
電文にはたった一言、「アナタ」と書いてあったのです。

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