2022/08/19 07:11
男がモンタナの田舎地方をドライブしていると、「喋れるイヌ売ります」の看板が目に入った。
その家のベルを鳴らすと、イヌの飼い主が出てきてイヌは裏庭にいる、と話した。
裏庭にはきれいなラブラドール・リトリーバーが座っていた。
「喋れるの?」と男が問うと、「まあね」と答えた。
ショックから回復すると男は「なんか話してみてよ」と頼んだ。
「ボクが小さいとき話せることが分かったんだ。政府の仕事がしたかったのでCIAに
話をつけ雇ってもらった。それからは旅から旅への連続で、スパイとして各国の首脳の
そばに座って秘密の会話を盗み聞きしたんだ。誰もイヌが人の言葉を理解するとは
思ってないからね。8年働いて最も優れたスパイとして認められるようになった。
でも旅暮らしに疲れたし年も取ってきたんで、少し楽な仕事をすることにした。
空港でのセキュリティの仕事さ。何件も犯罪を防いで表彰もされたよ。結婚もし
子供ももうけた。それでいまはもう完全にリタイアの身さ」
男は驚いて、飼い主のもとに戻ると「イヌは幾ら?」と尋ねた。
「10ドル」と飼い主。
「10ドル?なんでそんなに安いんです?」
「やつは大嘘つきなんです。やつはこの庭から一歩も出たことなんかないんですから」

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