2009/12/02 07:11
「哀れみ」

ジョーンは夫を毒殺したとして法廷で裁かれていた。

検事が言った。「あなたは夫のコーヒーに毒を入れましたね。

そして、夫がそれを飲むときも憐れみの気持ちとか、

かわいそうだとは全然思わなかったのですか?」

「いえ、さすがにかわいそうだと思ったときがありました」

「それはどんなときですか?」

ジョーンが答えた。

「夫がコーヒーのお代わりを私に頼んだときです」

「証言」

判事が被告人ジョーンズに訊ねた。

「さっきまでは、犯した罪を絶対認めなかったのに、どうしてまた急に認めるようになったのかね?」

「それは先ほどの、あっしに対してのものすごく不利な証言を聞いてからです」

「心証」

多くの前科をもったしたたか者の被告に対して陪審員は有罪であると意見を述べ、

判事がその旨判決を下した。

ところが被告は、突然自分は無罪で完全なアリバイがある、犯行の時刻に

自分は刑務所にはいっていたのだからと言い出した。

「なぜもっと早く言わなかったのかね。そうすれば証拠に提出できたのに」と弁護人が言うと、

常習犯は答えた。

「いや、あぶない橋は渡りたくなかったんだよ。そんなことを言って陪審員の心証を

悪くしちゃあいけないと思ってね」





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